更年期になると女性の肌にもトラブルが出てきます。この時期になると体内でも大きな変化が現れますが、特には女性ホルモンの低下です。では更年期のおける美容で気を付ける点は何でしょうか。
年を重ねても見た目は若くいられる
更年期になれば、女性ホルモンの変化により肌トラブルが起きるようになります。エストロゲンの分泌が少なくなるからです。エストロゲンには肌の水分をキープする事やコラーゲンやエラスチンの合成を行うなどの働きがあります。
その事で肌のハリを作り弾力も保てるのです。しかし、エストロゲンが少なくなるという事は乾燥やシワ、シミなどの症状が現れる事に繋がります。とはいえ、更年期は誰もが通る通過点であり、避ける事は難しいものです。しかし、ケアをしっかりとすればこの時期を上手に乗り越えていく事ができるのです。
間違ったスキンケアをしないようにする
まずは、肌に負担をかける事はしないようにする事です。例を挙げると肌をこすったり、肌を強く叩くなどです。刺激が強くなる行為はしないようにしましょう。肌の汚れを落とすには洗顔は基本ですが、これもゴシゴシ擦る事がないようにしっかりと泡立てて、包み込むようなイメージで洗います。
泡の量が足りずに、力を込めて洗うケアでは肌にダメージを与えてシワやシミの原因になります。洗い過ぎてもいけませんが、洗わな過ぎるのもダメです。それに普段たるみ予防にマッサージをしている人も要注意です。
たるみを作らないために、と気持ちが高ぶりつい指先に力が入ってしまう人もいます。それにより肌を引っ張るようにしては逆効果になります。肌を引っ張る事はさらに肌をたるませる事に繋がります。
それに擦る事で摩擦が起きると、シミやシワを作る可能性があります。化粧水を使う時にはパンパンと肌を叩くようにして、馴染ませるのはやめておきましょう。また、紫外線カットも忘れないようにしましょう。紫外線対策も一年を通して気が抜けません。
生活習慣が重要
美肌をキープするためには、睡眠や食事などの生活のリズムを整える事も大事な事です。更年期世代の人なら家事の事や仕事の事などもあり、生活のリズムが狂いがちです。栄養バランスが優れている食事をできるだけ心掛けて、しっかりと睡眠もとるようにします。
何歳になっても美容の事が気にかかるのが女性です。更年期の過ごし方次第で、今後の見た目年齢に大きく差が出ます。間違ったスキンケアをしないで、生活習慣にも気を付けましょう。